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波宜亭
波宜亭は詩人・萩原朔太郎が愛した茶屋の名称である。かつて前橋遊園地の一角に存在した。当時の資料によれば、そこは遊園地になる以前には牧場のような窪地の原で「波宜亭」は原と道路とを縦に繋ぐように建てられた三階建ての木造建築であった。残念ながら建築史的には特別歴史に残るような建築ではなかった。下の写真はそんな建築を雑誌で特集したときに私たちのアトリエで「復元」したものだ。歴史的な価値はともかく、ご覧の通り美しい建築であったことは間違いない。「波宜亭倶楽部」というNPOのまちづくり組織がその後結成された。そして最近では波宜亭があった彼の遊園地を市より借り受け、依託運営まで始まった。まちづくりが単にモノづくりではないことはよく言われる。まちづくりとは言わずもがな、失われた人の心づくり、その気運づくりである。市民の「原風景」をそれぞれがしっかりと心に思い描けるようにすること。波宜亭はそのためのキーワードでもある。私たちにとっても「波宜亭」を復元すべく創作するエネルギーは、時と共に失われた人の優しい心の復元を願う「想い」だった。モノづくりの本質はきっとそのあたりに秘められているのだろう。
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萩原朔太郎を介したまちづくり
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鳥瞰図
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波宜亭倶楽部
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ルナパーク
●波宜亭をもっと知りたい方はどうぞ!
●ルナパーク(ひげ園長)をもっと知りたい方はどうぞ!
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城東町の家
東南側より見た外観