建築家ってどんな人?
言葉の解説
建築家がいわゆる芸術家と違うのは、人に頼まれて作品づくりをするという点です。誰にも頼まれなかったら当然作品づくりは出来ません。そしていくら自分にとっての「自信作」になったとしても、依頼者に喜んでもらえなかったらそれは良い作品とは言えません。逆に頼まれさえすればいつでも誰にでもそうした作品づくりの機会は訪れます。そして、建築家の持っているのは1級建築士とか2級建築士という資格だけです。逆にその資格さえあれば誰でも「作品づくり」が出来るのです。「建築士」の資格は建築の勉強さえすれば誰でも取れます。建築系の専門学校を出ればすぐに2級建築士の受験資格がもらえますし、2級をとって4,5年もすれば1級の受験資格も出来ます。建築系の大学を出れば2年後には1級の受験資格がもらえます。
そんなわけで建築士の資格を取るためには大学でも専門学校でも、あるいは工業高校でも、建築系の学校を出さえすれば受験資格がもらえるのですから大学や専門学校、あるいは工学系、美術系など、ある意味では学校にこだわる必要は全くありません。実際に現在建築設計をしている「建築家」にも色々な学歴の人たちがいます。建築設計事務所で働いている(修行をしている)人たちの学歴も様々です。
ただ設計された建築がどれも素晴らしい建築かというと必ずしもそうではありません。つまらない、何の個性もない建築が世の中には沢山ありますし、ただただ奇抜で恥ずかしいように派手なだけの建築もあります。むしろそうした建物がほとんどと言ってもいいかもしれません。先ほどあげた「有名な建築家」の作品はどれもが建築的には素晴らしいものばかりです。日本の、あるいは世界の建築の歴史に残るような建築を設計した(創造した)からこそ有名な建築家として世の中の人たちに知られるようになったのです。事実、貴君が勉強した日本史も世界史も、ある意味では建築の歴史といってもいいくらいに優れた建築が登場してきたと思います。
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建築家を定義する!…A