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建築家ってどんな人?
言葉の解説
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■質問/「建築家」と「工務店の社長さん」ってどこが違うのですか?    

回答/小見山健次

 
 今テレビでは住まいの増改築番組が大人気です。そこには「建築家」が「救世主」のように現れ、改装前のぼろぼろの住まいを破格の値段で、しかも想像を絶する素敵な住まいに大変身させてくれます。これまでの「建築家」は近寄り難くてうさん臭い「ゲージュツ家」ではありましたが、巷でヒーローのように扱われたことなど一度もありません。建築家に頼むと高くなるだけ。しかもどんな家にされるかわからない、なんて言われかねませんでした。ところが最近頻繁にマスコミに登場する「建築家」は黒スーツ姿の気障な「センセイ」などではなくて、古い壁を壊したり家具を自ら作ってみせたりと、職人と一緒になって埃にまみれています。あくまで庶民的なイメージそのものです。ただ、「工務店の棟梁」とちょっと違うのは建て主を泣いて喜ばす<便利で使いやすい、それでいて大胆なデザイン>で住まいを完成させてしまうところです。こればかりは並の「一級建築士」や「大工さん」には真似の出来る芸当ではありません。世の建築家たちがやっと重い腰を上げて野に降りてきた観があります。独りよがりではなく、誰もが認める素敵な暮らし方やデザインを実現するべく建設予算をコントロールし、本当に安く、本当に居心地のいい生活の場を、身をもって実現してみせる専門家。こうした新しい建築家像がそこにはあります。むしろやっと本来の建築家像が市民に認められてきたということでしょうか。
月間プラザ5月号
建築家を定義する!…@
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