NILS-UDO/Towards Nature
館林に開館した県立新美術館の企画展を見て来ました。
ずばり衝撃的な作品展です。
彼の作品は「現代美術」というべき作品でしょう。多くの現代美術家を知っていますし、作品展も数多く見てきましたがこれほどに美しく、また胸の高まりを覚えた作品群に出会ったのは久しぶりでした。素晴らしいの一言です。涙が出る思いでした…。
そして現代美術は美しくない、市民からは敬遠される、と言った認識は間違っていることにあらためて気づかされました。単に現代美術家と自称する作家たちが未熟なだけなのでしょう。
美術とはやはり〈美しいもの〉です。美しいものは人を感動させます。祈りの気持ちさえ起こさせるのです。
これらの作品がなぜ美しいのか、あまりに単純なことでした。全てに「生命」が宿っていることを感じとれること。ただそれだけのことでした。
この感覚は建築でも同じであることを思いながらの帰り道でした。
植物の果汁で染めたたまごのかたちをした雪
ウドの作品は自然に最小限の人為的な操作を加えただけの〈光景〉
群馬県立館林美術館/ニルス=ウド展
会期/2002年3月30日-5月26日