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今月のKey Word
Emeraude Architectural Laboratory.,Inc.
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●公開コンペ

コンペとは建築の「設計競技」のこと。ゴルフのそれと違うところは審査員が評価して勝敗が決まるところです。視点を変えると、私たちのアイディアや能力を正当に、公平に評価してくれそうな審査員であるのかどうか、まずは私たちが審査員の資質を評価するところから参加の有無を判断するのです。コンペに参加するには膨大な時間とエネルギーが必要です。
そうした確固たる情熱がない限り、とても上位入賞を目指すような参加は出来ません。そんなコンペに昨年後期から今年にかけてすでに3件も挑戦しました。幸運にも今期一勝目となった「さくらの里」施設は現在工事中。文字通り今春桜の咲き始める頃に竣工となります。是非お花見は妙義山の県立公園「さくらの里」へ。

●古民家再生

「古民家」に関わる仕事が随分と増えています。歴史の降り積もった建築に再び魂を入れるという仕事はもともと小見山にとっては得意技でもあり、アトリエとしても大好きな仕事のひとつでしたが、今住んでいる農家づくりの住まいの改修から、最近は古民家を求めて他県からわざわざ買いつけてまで再建(復元)するケースや古材を生かした「古民家風」の建築まで、様々なケースの依頼があります。新築する場合とさして変わらない工事費がかかるとはいえ、古民家で使われている圧倒的な木材サイズや建築そのものの年輪とも言える歴史の重みが自ずと建築としての存在感を醸してくれます。建築家など関わらなくとも建築そのものがそうした力を秘めているのです。建築家の力量とは、さらにその奥から然るべき魅力を引き出すことにあります。古民家の再生はそんな建築家の才覚が試される場でもあるのです。

●リチャード・ホールデン

小見山ジュニアが勤務する英国のR.ホールデンの建築事務所。R.ホールデンといえばハイテック建築の先端を行く建築家として世界的に知られています。m-ch(マイクロ・コンパクトホーム)に代表される、機能を必要最低限まで削ぎ落とした美的感覚と精神とが日本の茶室空間に通ずるだけでなく、作品は宇宙船のインテリアデザインにまで及んでいます。そのミリマリズムは現代建築の先端的な表現。一見メカニックでプロダクト的な形態だけが際だつハイテック建築ですが、人が現代生活に必要としているモノやイミを追求する究極表現であるかのようです。私たちは日々の生活の中で、あるいは建築づくりの中でどこまで居心地の良さの本質を求めているでしょう。彼の創り出す作品は単なるカタチの表現などではなくて、科学技術やその精神の表現そのものであり続けることで他の現代建築家たちと一線を画しているようです。
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※上図/R.ホールデン作品集より
アトリエ春秋
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赤城高原の四季・私たちの暮らし・アトリエの日々